Q. 赤ちゃんが法事中に泣いてしまったらと心配です。
A. そのようなご心配は無用です。法要の途中であっても、おむつ替えや授乳など、お子様のことを第一に、いつでも席をお立ちいただいて大丈夫です。何かお手伝いできることがございましたら、私どもも喜んでサポートいたしますので、いつでもお声がけください。皆様で心穏やかにお参りいただけることが一番大切です。
Q. 法事の前に、着替える場所はありますか?
A. はい、お着替えのためのスペースをご用意できます。専用の更衣室や別室はございませんが、本堂内に仕切りを設けたスペースがございますので、そちらをご利用いただけます。ご希望の方は、当日お気軽に僧侶までお声がけください。
Q. 法事の後、お供え物は持ち帰るべきですか?
A. お供え物は、お持ち帰りになるか、お寺に残されるか、どちらでもお選びいただけます。
お持ち帰りになる場合:ご自宅で皆様で召し上がっていただくことで、仏様からのお下がりを分かち合うことになります。
お寺に残される場合:こちらも仏様のお下がりとして、後ほど所属僧侶で有り難く頂戴いたします。
Q. 法事にかかる時間は、どのくらいですか?
A. ご法要の内容によって異なりますが、目安は以下の通りです。
年忌法要(法事):約30~40分 ご自宅での一般的な法要のお時間です。
当寺院本堂でのご法要:約30~40分 お勤めの間に短い休憩(5分程度)を挟みます。
ご法要と納骨を合わせて行う場合:約40分 法要に続き、納骨の儀式を執り行います。
Q. お寺での法事には、何を持っていけばよいですか?
A. 主に以下のものをお持ちいただいております。
お位牌: 仮位牌、本位牌、繰り出し位牌、過去帳など。
ご遺影: 故人様のお写真。
ご遺骨: 複数に分かれている場合はいずれか。
お供え物: お菓子や果物、故人様がお好きだったもの。
お花、お仏飯(ご飯)、ローソク、お線香、お焼香などは、すべて当寺院でご用意いたします。
Q. お参りに行きたいのですが、予約は必要ですか?
A. はい、当寺院は皆さまに心静かにお過ごしいただくため完全予約制としております。法要や見学、お骨参りなど、ご来寺の際は必ず事前にご予約ください。以下のいずれかの方法で、お気軽にご連絡ください。
・お電話
・ホームページの「オンライン予約」
・ホームページの「お問い合わせフォーム」
他の方と時間が重なることなく、ゆっくりとお参りいただけます。
Q. お布施の領収書は発行してもらえますか?
A. はい、発行いたします。ご葬儀やご法要などでお納めいただいたお布施の領収書が必要な方は、お気軽にお申し付けください。ご指定の住所へ郵送することも可能です。なお、宗教法人が発行する領収書は印紙税が非課税のため、法律の定めに従い収入印紙の貼付はございません。
Q. お位牌に書かれている「享年」とは、どのような年齢の数え方ですか?
A. 「享年(きょうねん)」とは、故人様が生きられた年数を示す、伝統的な年齢の数え方(数え年)です。生まれた時点を「1歳」とし、以降は元旦(1月1日)を迎えるたびに1歳ずつ年を重ねます。そのため、現在一般的に使われる満年齢とは1~2歳異なります。当寺院では、お位牌などに記す年齢をこの「享年」で統一しております。
※宗派やお寺によって年齢の数え方は異なる場合がございます。
Q. 帰りのタクシーを呼んでいただくことはできますか?
A. はい、お帰りの際に当寺院の僧侶へお申し付けください。すぐにタクシーを手配いたします。タクシー配車アプリ「GO(ゴー)」を利用し、一番近くにいるタクシーをお呼びします。到着時間の目安 通常、5~10分ほどで到着します。特定のタクシー会社をご希望の場合は、手配にお時間がかかることがございます。
Q. 墓じまい(改葬)を考えています。手続きに必要な「受入証明書」は発行してもらえますか?
A. はい、当寺院へのご納骨がお決まりになりましたら、「受入証明書(納骨受入証明書)」を発行いたします。この証明書は、現在のお墓がある市区町村の役所で「改葬許可」を申請する際に必要となる大切な書類です。墓じまいの手続きは複雑な点も多いかと存じます。書類のことから手続き全体の流れまで、何でもお気軽にご相談ください。
Q. 新しい位牌や過去帳に、法名を書いていただくことはできますか?
A. はい、当寺院の僧侶が責任をもって筆耕いたします。法要当日の開始前に、ご自宅や当寺院にてお書きします。忌明(四十九日)法要までに、新しい繰り出し位牌や過去帳をご準備ください。法要をご予約の際に、「位牌への記入希望」とお申し付けいただけるとスムーズです。
Q. 本位牌は、四十九日の法要までに必ず用意しないといけないのですか?
A. 必ずしも、忌明法要までに用意しなければならないものではありません。一般的には、四十九日までは白木の仮位牌をお飾りし、この法要を機に、長くお使いいただける本位牌や繰り出し位牌に作り替える方が多くいらっしゃいます。
しかし、ご家庭のご事情は様々です。お位牌を作らないという選択もございますので、どのようにすれば良いか迷われた際は、どうぞお気軽にご相談ください。
Q. 古くなったお位牌や遺品の処分に困っています。
A. ご自身での処分が難しいお位牌や遺影、故人様の愛用品などは、当寺院が責任をもってお預かりいたします。当寺院にて「お精抜き(おしょうぬき)」というお勤めを行った後、適切に処分(お焚き上げ)いたします。5,000円程を目安としてお気持ちをお納めいただいております。お仏壇など、大きなお品物はお引き受けできない場合がございます。お持ちになる前に、まずはお気軽にご相談ください。
Q. お布施はいつ渡せばよいですか?また、施設使用料とは袋を分けるべきですか?
A.お渡しいただくタイミングに厳密な決まりはありませんが、法要が始まる前にご挨拶を交わす際にお渡しいただくと、その後の流れがスムーズです。もちろん、法要後にお渡しいただいても全く問題ございません。お布施と施設使用料の袋は、一つにおまとめいただいて大丈夫です。
Q. 法事の服装はどうしたらいいですか?
A. 必ずしも喪服である必要はありません。最近はご家族だけの法事では、落ち着いた色の服装(平服)で参加される方が増えています。ただし、ご親族様との兼ね合いもございますので、事前に皆様でご相談いただくと当日安心です。故人を偲ぶお気持ちを第一にお考えください。
Q. 法事はどれくらい前に予約した方がいいですか?
土日祝日をご希望の場合は、2~3ヶ月前にご予約いただくと安心です。 特に春・秋のお彼岸やお盆の時期はご予約が集中しますので、日程がお決まりでしたらお早めにご相談ください。もちろん、1年前など早期のご予約も承っております。
Q. 檀家になる必要はありますか?また、寄付をお願いされることはありますか?
A.どちらも一切ございませんので、どうぞご安心ください。当寺院に檀家制度はございません。入檀や会費などもなく、葬儀や法事など、一度きりのご縁も大切にしております。お布施以外に、寺院の維持管理などの名目でご寄付やご寄進をお願いすることは一切ありません。
Q. 法要の際、葬儀を担当してくださった僧侶を指名できますか?
A. 基本的には、葬儀を担当した僧侶が責任をもってその後の法要も務めます。ただし、以下の場合は担当が異なることがございますので、ご了承ください。ご指名の僧侶の法務予定が、どうしても合わない場合。当寺院の本堂で法要を執り行う場合は、住職または副住職が担当いたします。ご希望がございましたら、法要の日程を決める際にまずはお気軽にご相談ください。
Q. 宗派や国籍が違っても、納骨はできますか?
A. はい、宗派・国籍を問わず、どなたでもお受け入れしております。これまでにも多くの他宗派の方や外国籍の方の納骨を承っておりますので、どうぞご安心ください。なお、読経は当寺院の宗派(真宗大谷派)の作法で執り行います。
Q. 納骨後の年会費や管理費はかかりますか?
A. いいえ、一切かかりません。最初に所定の永代使用料をお納めいただければ、その後の年会費や管理費は不要です。永代にわたり、当寺院が責任をもって管理いたします。
Q. 納骨はいつ行えばいいのでしょうか?
A. 納骨の時期に特に決まりはありません。一般的には四十九日(または三十五日)の法要後に納骨される方が多いですが、最近は四十九日法要と同じ日に行う方も増えています。
ご事情によっては火葬後すぐに行うことも可能ですので、ご都合の良い時期についてお気軽にご相談ください。
Q. お布施の金額が心配です。
A. 当寺院ではお布施目安一覧を公開しております。葬儀や法事など各種法要の目安をご確認いただけますので、ご参照ください。なお、この目安は当寺院独自のものであり、他の寺院様については分かりかねます。